ご存知ですか?

動物の習性や飼育、「動物保護法」について、不妊去勢手術の助成制度などなど、私たちの活動にまつわる「あれこれ」をご紹介します。

どうぞ、参考になさってください。

FAQ(よくある質問)

よく地域ののら猫にエサをやっている方から、「なぜエサを与えてはいけないのか?」と詰め寄られることがあります。

本当にお伝えしたいのは「エサを無責任に与えるだけではいけない」ということです。

のら猫にエサを与えるだけでは、地域に住みつき、子どもを生み育て、のら猫をさらに増加させていきます。被害も拡大し、地域の方たちから目の敵にされてしまいます。

せっかく動物を慈しみ、可愛がる気持ちからエサを与えてくださるのでしたら、もう一歩踏み込んでみませんか?

  • 猫が食事を終えたら、すぐに片づける
  • 不妊去勢手術の実施
  • 糞尿対策のための猫トイレの設置

など、自らTNR活動を実践して、地域の皆さんに愛される「地域猫」として、「人にも猫にもやさしいまち」をめざしましょう!
お困りの際は、ぜひ当会までご相談ください。

私たちがTNR活動で「捕獲」する際にも目安にすることですが、猫の耳で判断するってご存知ですか?

よく、猫の耳がV字形にカットされているのを見かけると思います。桜の花びらにも見えることから「さくら耳」とも言います。

これは猫同士の喧嘩によるものではなく、実は「不妊去勢手術済み」の印なのです。

右耳はオス猫、左耳はメス猫に施します。性別までわかるのですね。

路地を住処に生活している猫でも、さくら耳の猫は、外飼いの飼い猫か、だれかに手術を施してもらい、地域で生活している地域猫の可能性が大、ということになります。

神奈川県では平成25年(犬)と平成26年(猫)に「殺処分ゼロ」を達成し、現在も継続中です。

これは、市民ボランティアの皆さんの懸命な活動や、わたしたちのような団体のひとつひとつの活動の成果とも自負しています。

神奈川県がテーマとして掲げているように、「殺処分ゼロから、その先へ」皆さんとともに、一緒に進んでいきたいと思っています。

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猫は生後5カ月くらいから出産が可能となり、年に3~4回出産します。
妊娠期間は約2カ月で、一回の出産で平均5匹の仔猫を生みます。
つまり、1頭のメス猫が、1年後には20頭以上に
2年後には80頭以上に3年後にはなんと、2000頭以上になる計算です。

当会の前身である「いせはら野良猫へらし隊」による署名活動による成果が実り、伊勢原市の「野良猫の去勢不妊手術費補助金交付要綱」が改正され、現在では、
年間45万円の予算(年間150匹分の補助が可能)で
1世帯につき年間5匹まで(飼い猫は除く)
1件あたり3000円(雄雌とも)の手術費補助金が交付されるようになりました。
また、手術できる病院も市内病院に限られていたものが、現在は「県内の動物病院」へと拡大されています。

この制度の利用にあたっては、市役所へ相談し、事前に「交付申請書」を提出する必要があります。制度をよく理解し、ぜひ活用してください。
のら猫の野放しな増加を食い止め、地域被害を防ぐことで、人にも猫にもしあわせに暮らせる「まちづくり」をめざしましょう。

※この補助金は「TNR活動」つまり手術後に元の場所に戻すことを前提に交付されます。手術後に飼育する場合は適用されませんので、ご注意ください。

 

市役所担当課(健康管理課)へ事前相談
 「交付申請書」に記入し、担当課へ提出します。
 交付条件を審査し承認されれば、交付決定通知書と交付請求書が郵送されてきます。

交付決定日から30日以内に手術します
 県内の動物病院で不妊去勢手術を受けます。その際、必ず請求書をもらいましょう。

手術後30日以内に担当課へ
 担当課へ次の4点を提出します。
  1.交付決定通知書の写し
  2.交付申請書
  3.動物病院から発行された領収書原本
  4.申請者の預金通帳の口座名義人が表示されている部分の写し

補助金の交付
 約1カ月後に口座振込で入金されます。

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